2008年8月31日日曜日

教授補講座、終了。

去る8月23・24日、札幌市定山渓温泉にて
第50期教授補後期講座が行われました。

助教授資格を取得した皆さんが
5月の前期、7月の中期を終え
いよいよ雅号を授かる時が来ました。

二日間にわたり、
舞台上で着装される十二単を代表とする時代衣裳の数々。
宮島学長の解説のもと、着装理論を理解しようと
片時も目を離すことがありません。

認定式ではこれまでの日々を振り返り
名看を手に涙ぐむ姿も。
ご家族に支えられながらの
皆さんの努力が感じられる場面でした。

来年は最高峰「教授講座」です。
頭の中に叩き込んだ理論を自らが実践いたします。
皆さんのたゆまぬ向学心が
講座をより尊いものへと昇華させることでしょう。

受講生の皆さん、大変お疲れ様でした。
また来年お会いしましょう!

2008年8月25日月曜日

教室移転のおしらせ

この度、小林豊子きもの学院北海道本部及び札幌事務局が
移転することになりました。

9月1日からの住所は
札幌市中央区大通西11丁目4番地 大通藤井ビル3階
  地下鉄東西線西11丁目駅2番出口エレベーター直結
  (日・祝日は1階正面入口をご利用ください)

8月29日からの電話番号
 011-280-1045

お車でお出での方は
 ビル併設の立体駐車場をご利用ください
 (ワゴン車・ワンボックス車および一部大型RV車は不可)
 3時間までの駐車料金を負担いたします。

8月25日(月)~31(日)は作業のため休業させていただきます。
ご不便をお掛けいたしますことをお詫び申し上げます。

9月1日(月)より新たな気持ちで教室を再開いたします。
今後ともご愛顧くださいますようよろしくお願い申し上げます。

2008年8月10日日曜日

浴衣で熱戦!

オリンピック開幕でヒートアップした8月9日、
札幌事務局で夏祭りを開催しました。
昨年大いに盛り上がり「今年も是非!」というアンコールにお応えし、
ボーリングと飲み放題のスペシャル企画、アゲインです!!

爽やかな浴衣に身を包んだ老若男女がスガイボールに集結。
シューズを履くため「タビックス」をコーディネートしたつわものも。
優勝賞品ゲットを目指し、ヤル気満々です!!

2ゲームめに突入で調子をあげる方、
1ゲームめで体力をつかい果たした方、と様々。
あちらのレーン、こちらのレーンで巻き起こる
雄叫びとガッツポーズは‘北京’に引けを取りません!?


すっかりはじけちゃった皆さん、
ボーリングだけでは終われない!
居酒屋ぽてとサーカスVIPルームにて
第2ラウンド開始!!
チゲ鍋とカラオケで冷房も追いつかない加熱ぶりです。

夏の遊び着「浴衣」。
きものだとチョットおすましの皆さんも
浴衣なら気分もカジュアル。
短い夏のひとときを満喫できました。

2008年7月13日日曜日

浴衣で集合!!

札幌事務局で夏祭りを開催いたします。
昨年大いに盛り上がったボーリングと飲み放題の企画ふたたび!!
浴衣でおめかし、短い夏を満喫しましょう。
(パーティーだけの参加ももちろんOKです。)

'07夏祭りより




8月9日(土)

・ボーリング 15:00~16:20  
  スガイボール  中央区南3西1
  (ソックスを持参ください)

・パーティー 16:30~18:30  
  ぽてとサーカス 中央区南3西4 アーバン札幌ビル4F

会費 ボーリング+パーティー  3,500円
    パーティーのみ       2,500円


お申込・お問い合せは
  フリーダイヤル 0120-26-1045
または
 info@kimono-japan.co.jp

お申込みは7月30日(水)までに・・・
お待ちしております!

2008年6月25日水曜日

十二単着装体験記

6月20~22日
「第23回日本伝統衣裳の復元・きもの展」にて
スペシャル企画!
「源氏物語千年紀特別講演と十二単着装実演」
が開催されました。

NPO法人日本時代衣裳文化保存会理事長であり
小林豊子きもの学院学長の宮島健吉先生による
特別講演「源氏物語の装束に見る日本の心と美」
にお集まりいただいた沢山の方々に
実際に十二単の着装を体験していただきました。


その中のおひとりで
現在、小林豊子きもの学院帯広事務局
北澤豊明美先生のもとできつけを学んでいる
前田真樹子さんに感想を伺いました。


着装体験は
一度身にまとった十二単から“姫君”が“抜け出し”
再び素早く着られるよう形をキープさせた状態から
スタートします。

真樹子さん 「えっ!!こんな小さいのが着られるんですか!?」
北澤先生 「うふっ、ちゃんと着られるんです。」

着装中。 ドキドキ・・・

“姫”、できあがりました。

宮島学長 「いかがでしたか?」
真樹子さん 「重くて暑くて立って歩くなんて絶対無理!!
十二単にくらべたら現代のきものがラクに思えますね。
なかなかできない貴重な体験、有難うございました。」


以前からきものに興味があり
自分で着られるようになりたい、
三十路(!!)前に何かしっかり身につけたい、
と始められたきつけのお稽古。
歴史を垣間見ることで
きものへの思いがより深くなったようです。


みごとな着装実演をご披露いただきました
日本時代衣裳文化保存会会員のみなさま、
大変おつかれさまでした。


赤川豊朋   秋元豊春果  北山豊憲子
熊谷豊幸穂  黒岩豊美   小林豊由彩
斎藤豊亜紀  高橋豊葉   館 豊重
田中豊倫華  谷口豊翠   松田豊美保
宮田豊秀湖  吉田豊美麗  萬木豊華哲
                  (敬称略 五十音順)

2008年6月24日火曜日

きもの展終了しました。

6月20~22日、定山渓万世閣ホテルミリオーネにて
日本伝統衣裳の復元・きもの展」が開催されました。

23回目を迎える今回は
皆様のご協力により復元された時代衣裳の中から
平安時代の装束をピックアップ。
源氏物語千年紀」を記念し
会場内に平安の雅の世界を再現しました。

また、新たに製作された「唐衣」もお披露目。
こちらは雅子様が御結婚式でお召しになった衣裳で
御結婚15周年を迎える皇太子・皇太子妃両殿下の
ご多幸を祈念し制作されました。

日本の心と美を伝える一大文化事業「きもの展」。
ご協賛いただきました皆様に心より感謝申し上げますと共に
ご芳名を記した掛軸を作成、
臨済宗大本山妙心寺に奉納し
皆様のご健康をお祈りいたします。

2008年6月1日日曜日

「お~いニッポン」オンエア!

小林豊子きもの学院学長であり
NPO法人日本時代衣裳文化保存会理事長の
宮島健吉学長が
NHKBS2「お~いニッポン 私の好きな京都府」
に生出演いたしました。

「源氏物語千年紀」で盛り上がる京都の町で
学生たちが源氏と平安文化をテーマに行った
勝ち抜きクイズツアー。

宮島学長は下鴨神社からの中継で
ご自身が復元された物具装束姿をご紹介。
平安の雅な色遣いについて
短時間ながらわかりやすく解説されました。

平安朝の人々は十二単に代表されるように
何枚もの衣裳を重ね、衿や裾に現れる色の調和に
四季折々の自然を映そうとしました。

例えば 
赤と黄を組合せ、紅葉かさねと呼び、秋から冬に用いる
といった具合です。
宮島学長の研究では198種の「かさねの色目」があるそうです。

カラーコーディネートでセンスが問われるのは
現代では当たり前ですが
自然からインスパイアされ、色で季節を表現する感性は
いにしえの日本人ならではかもしれませんね。


「源氏物語千年学生チャンピオン決定戦」の出題は下記のとおり。

① 光源氏がふられた女性は5人以上である。○か×か?

② 「六条院」の広さは1万坪である。○か×か?

③ 光源氏の最高齢恋人「源典侍」の年令は?

④ 平安時代、高貴な人が演奏しなかった楽器は?(三択)
     (1)笙  (2)篳篥  (3)龍笛

⑤ 「納曾利」の舞が表す生き物は?(三択)
     (1)鬼  (2)龍  (3)麒麟

【敗者復活戦】光源氏と契った女性の名を書きなさい!

⑥ 女性が乗っている牛車と見分けられるのはどの部分?

⑦ 物具装束姿の衿の色の重ね(緑・白・黄)が表す植物は?

⑧ 蹴鞠の作法、鞠は○○で渡すべし。○○に入る言葉は?


あなたは全部わかりましたか?