2008年7月13日日曜日

浴衣で集合!!

札幌事務局で夏祭りを開催いたします。
昨年大いに盛り上がったボーリングと飲み放題の企画ふたたび!!
浴衣でおめかし、短い夏を満喫しましょう。
(パーティーだけの参加ももちろんOKです。)

'07夏祭りより




8月9日(土)

・ボーリング 15:00~16:20  
  スガイボール  中央区南3西1
  (ソックスを持参ください)

・パーティー 16:30~18:30  
  ぽてとサーカス 中央区南3西4 アーバン札幌ビル4F

会費 ボーリング+パーティー  3,500円
    パーティーのみ       2,500円


お申込・お問い合せは
  フリーダイヤル 0120-26-1045
または
 info@kimono-japan.co.jp

お申込みは7月30日(水)までに・・・
お待ちしております!

2008年6月25日水曜日

十二単着装体験記

6月20~22日
「第23回日本伝統衣裳の復元・きもの展」にて
スペシャル企画!
「源氏物語千年紀特別講演と十二単着装実演」
が開催されました。

NPO法人日本時代衣裳文化保存会理事長であり
小林豊子きもの学院学長の宮島健吉先生による
特別講演「源氏物語の装束に見る日本の心と美」
にお集まりいただいた沢山の方々に
実際に十二単の着装を体験していただきました。


その中のおひとりで
現在、小林豊子きもの学院帯広事務局
北澤豊明美先生のもとできつけを学んでいる
前田真樹子さんに感想を伺いました。


着装体験は
一度身にまとった十二単から“姫君”が“抜け出し”
再び素早く着られるよう形をキープさせた状態から
スタートします。

真樹子さん 「えっ!!こんな小さいのが着られるんですか!?」
北澤先生 「うふっ、ちゃんと着られるんです。」

着装中。 ドキドキ・・・

“姫”、できあがりました。

宮島学長 「いかがでしたか?」
真樹子さん 「重くて暑くて立って歩くなんて絶対無理!!
十二単にくらべたら現代のきものがラクに思えますね。
なかなかできない貴重な体験、有難うございました。」


以前からきものに興味があり
自分で着られるようになりたい、
三十路(!!)前に何かしっかり身につけたい、
と始められたきつけのお稽古。
歴史を垣間見ることで
きものへの思いがより深くなったようです。


みごとな着装実演をご披露いただきました
日本時代衣裳文化保存会会員のみなさま、
大変おつかれさまでした。


赤川豊朋   秋元豊春果  北山豊憲子
熊谷豊幸穂  黒岩豊美   小林豊由彩
斎藤豊亜紀  高橋豊葉   館 豊重
田中豊倫華  谷口豊翠   松田豊美保
宮田豊秀湖  吉田豊美麗  萬木豊華哲
                  (敬称略 五十音順)

2008年6月24日火曜日

きもの展終了しました。

6月20~22日、定山渓万世閣ホテルミリオーネにて
日本伝統衣裳の復元・きもの展」が開催されました。

23回目を迎える今回は
皆様のご協力により復元された時代衣裳の中から
平安時代の装束をピックアップ。
源氏物語千年紀」を記念し
会場内に平安の雅の世界を再現しました。

また、新たに製作された「唐衣」もお披露目。
こちらは雅子様が御結婚式でお召しになった衣裳で
御結婚15周年を迎える皇太子・皇太子妃両殿下の
ご多幸を祈念し制作されました。

日本の心と美を伝える一大文化事業「きもの展」。
ご協賛いただきました皆様に心より感謝申し上げますと共に
ご芳名を記した掛軸を作成、
臨済宗大本山妙心寺に奉納し
皆様のご健康をお祈りいたします。

2008年6月1日日曜日

「お~いニッポン」オンエア!

小林豊子きもの学院学長であり
NPO法人日本時代衣裳文化保存会理事長の
宮島健吉学長が
NHKBS2「お~いニッポン 私の好きな京都府」
に生出演いたしました。

「源氏物語千年紀」で盛り上がる京都の町で
学生たちが源氏と平安文化をテーマに行った
勝ち抜きクイズツアー。

宮島学長は下鴨神社からの中継で
ご自身が復元された物具装束姿をご紹介。
平安の雅な色遣いについて
短時間ながらわかりやすく解説されました。

平安朝の人々は十二単に代表されるように
何枚もの衣裳を重ね、衿や裾に現れる色の調和に
四季折々の自然を映そうとしました。

例えば 
赤と黄を組合せ、紅葉かさねと呼び、秋から冬に用いる
といった具合です。
宮島学長の研究では198種の「かさねの色目」があるそうです。

カラーコーディネートでセンスが問われるのは
現代では当たり前ですが
自然からインスパイアされ、色で季節を表現する感性は
いにしえの日本人ならではかもしれませんね。


「源氏物語千年学生チャンピオン決定戦」の出題は下記のとおり。

① 光源氏がふられた女性は5人以上である。○か×か?

② 「六条院」の広さは1万坪である。○か×か?

③ 光源氏の最高齢恋人「源典侍」の年令は?

④ 平安時代、高貴な人が演奏しなかった楽器は?(三択)
     (1)笙  (2)篳篥  (3)龍笛

⑤ 「納曾利」の舞が表す生き物は?(三択)
     (1)鬼  (2)龍  (3)麒麟

【敗者復活戦】光源氏と契った女性の名を書きなさい!

⑥ 女性が乗っている牛車と見分けられるのはどの部分?

⑦ 物具装束姿の衿の色の重ね(緑・白・黄)が表す植物は?

⑧ 蹴鞠の作法、鞠は○○で渡すべし。○○に入る言葉は?


あなたは全部わかりましたか?

2008年5月31日土曜日

和文化きもの豆知識⑥

浴 衣

夏になると浴衣を着る人口が年々増え
特に若い女性の浴衣姿は初々しく周りの人々を楽しませてくれます。

浴衣は湯帷子の略。
平安時代の上流階級では
身を清めるという沐浴には二つの方法があり
①浴槽に湯を運び込み湯船に入る
②蒸気風呂
このとき身にまとった衣が湯帷子で、湯浴み後の汗取りに着た衣も同じように呼ばれました。

江戸時代には庶民一般にも用いられるようになり
更に木綿の普及により
単衣として普段着や時には雨具として利用されました。

浴衣は夏の衣服として家の中で着るものであり
昼の外出には原則的に着用されなかったのですが
明治中期以降に昼間でも着られるようになり現在に至っています。

清涼感のある木綿の藍地に白の模様、また白地に藍、
カラフルな色彩のモダンな柄などがあります。
種類としては、綿縮、綿紅梅、有松絞、中型などがあり
夏の風物詩として大いに楽しんで着て欲しいものです。


NPO法人日本時代衣裳文化保存会 理事
小林豊子きもの学院 北海道学院長
信田 豊愁

2008年5月30日金曜日

特別奨学生ぞくぞく募集!

蘭越、ニセコ、倶知安、岩内、余市でも
6月開講特別奨学生を募集しています。
お近くの教室できつけが習えるチャンスです!
また、以前受講されたことがある方には
再受講制度もございます。
気になる今が習いどき!
お待ちしております。


特別奨学生の特典として
  入学金2,100円と
  受講料4,200円×4または6ヶ月分を免除

ご負担は
  維持費1,050円×4または6ヶ月分(前納)と
  教材費のみ


蘭越教室(月2回×6ヶ月)
  
  町民センター らぶちゃんホール
    蘭越町43番地1
  
  開講日 6月 13日(金)
    昼の部 15:00~17:00
    夜の部 18:30~20:30


ニセコ教室(月2回×6ヶ月) 
  
  ニセコ町中央連合町内会コミュニティセンター
    ニセコ町中央通104-1
  
  開講日 7月 4日(金)
    昼の部 14:30~16:30
    夜の部 18:30~20:30


倶知安教室(月3回×4ヶ月)
  
  倶知安町中小企業センター2F
    倶知安町南2条西1丁目
  
  開講日 6月9日(月)
    昼の部 14:00~16:00
    夜の部 18:30~20:30


岩内教室(月3回×4ヶ月)
  
  働く婦人の家2F和室
    岩内町高台6番地
  
  開講日 6月11日(水)
    昼の部 14:00~16:00
    夜の部 18:30~20:30


余市教室(月3回×4ヶ月) 
  
  エルプラザ2F
    余市町黒川町5丁目43番地
  
  開講日 6月12日(木)
    昼の部 14:00~16:00
    夜の部 18:00~20:00


お申込み・お問い合わせは
  フリーダイヤル 0120-621-1045
または
  Eメール info@kimono-japan.co.jp

お気軽にどうぞ!

2008年5月29日木曜日

和文化きもの豆知識⑤

日本のきもの ~文様は語る 弐~

きもの、帯の色柄は個人によって好みが異なります。
しかし文様の意味合いが分かると選び方も違ってきます。
例えばおめでたい席に出席するときに
松竹梅や鶴亀文様のきもの・帯を着用しますと
それだけで喜びを大きく表現することができ
相手にも心が通じます。


・南天文様

お正月の生け花に使われる南天の赤い実は

吉祥文の一つとして江戸時代から使われてきました。

即ち「難を転じて福をもたらす」という縁起の良さが

きもの・帯の文様として意匠化されてきました。


・鱗文様

三角形の文様と地が交互に構成され

魚の鱗に似ているのでこの名がついたと言われています。

また一説には龍や蛇の鱗に由来するとも言われ

厄除けの文様となっています。

「新撰組」の羽織にも付けられています。

しかし何より33歳の大厄の方は是非身につけて欲しい文様です。



NPO法人日本時代衣裳文化保存会 理事
小林豊子きもの学院 北海道学院長
信田 豊愁