2009年5月31日日曜日

美しい人へ、スタートです。

ただいま札幌事務局では特別奨学生を募集中です。
対象となる教科は

 ・きものきつけ
 ・組ひも
 ・和裁
 ・ステンドグラス

はじめてのお稽古には不安がつきもの。
まずはお教室に来てみませんか?
疑問を解消し、安心してご入学いただけるよう、
6月8日(月)~12日(金)、説明会を開催しております。
お気軽にどうぞ!


きものきつけ(8ヶ月コース)

特別奨学生の特典として
  入学金2,100円と
  受講料4,200円×4ヶ月分を免除
ご負担は
  維持費1,050円×4ヶ月分(前納)と
  教材費、5ヶ月目からの授業料 


・藤野教室 南区藤野3-8 藤野自治会館
  開講日  6月 26日(金)
     月3回 昼 14:00~16:00
          夜 18:30~20:30

・真駒内教室 南区真駒内幸町2 真駒内福祉総合センター
  開講日  6月 23日(火)
     月3回 昼 14:00~16:00
          夜 18:30~20:30

・手稲本町教室 手稲区手稲本町2条2丁目4-25 手稲中央会館
  開講日   6月25日(木)
     月3回 昼 14:00~16:00
          夜 18:30~20:30

・西岡・福住教室 豊平区西岡4条9丁目1-17 西岡・福住センター
  開講日   6月26日(金)
     月3回 朝 10:00~12:00
          夜 18:30~20:30

・野幌教室 江別市野幌駅前 吉田ビル2F
  開講日   6月24日(火)
     月2回 昼 14:00~16:00

・花川教室 花川南5条3丁目109-2 ひまわり会館
  開講日   6月24日(水)
     月2回 昼 14:00~16:00
      夜 18:30~20:30

・小樽本校 稲穂2-224 樽石ビル
  開講日   6月25日(木)
     月3回 昼 14:00~16:00
      夜 18:30~20:30

・岩見沢本校 桜木1-7
  日時 応相談


組ひも・和裁・ステンドグラス(6ヶ月コース)

特別奨学生の特典として
  入学金2,100円と
  受講料4,200円×6ヶ月分を免除
ご負担は
  維持費1,050円×6ヶ月分(前納)と
  教材費

・組ひも 18回
  開講日   6月23日(火)

・和裁 18回
  開講日   6月24日(水)

・ステンドグラス 12回
  開講日   6月24日(水)
     
     月2回 朝 10:00~12:00
          昼 14:00~16:00
          夜 18:30~20:30


お申込み・お問い合わせは
  フリーダイヤル 0120-26-1045
または
  Eメール info@kimono-japan.co.jp


今年の夏は浴衣姿をセルフプロデュースしてみませんか?

2009年5月22日金曜日

「第24回きもの展」ご案内


~ ご 挨 拶 ~

誠に有難うございます。
お陰様で、「日本伝統衣裳の復元・きもの展」は
第24回を開催させて頂きます。
 本年、学院創立40周年という節目の年でもあり
その感謝の念を重ねさせて頂き今回の表題を
「“愛”感謝をこめて・・・」とさせて頂きました。
 「愛」と申しますと、私の信条の一つに
“きものは愛の結晶、着つけは愛の行為に他ならない”
がございます。
 これまでに23作品の完成を見ておりますが
製作年の古い装束に破損や汚濁が生じてまいりました。
そこで、今回は衣裳一式の新調は控え
古衣裳の修理と補充に予算を使用致しましてございます。
 「愛の結晶」に「愛」を注ぎ衣裳の再生をさせて頂きました。
復元衣裳にも感謝をして愛の修復をさせて頂きましてございます。
 第24回を迎えさせて頂きますが
これはご協賛くださいます皆様のご厚情の賜にて
心より厚く御礼申し上げます。

 「“愛”感謝をこめて…」

皆様方への感謝の念を捧げての開催でございます。
 ご来場賜りますようお願い申し上げ、私の挨拶とさせて頂きます。


NPO法人日本時代衣裳文化保存会理事長
小林豊子きもの学院学長

宮島 健吉

定山渓 万世閣 ホテルミリオーネ BF1ミリオーネホール
  札幌市南区定山渓温泉東3丁目
6月19日(金)10:00~20:00
  20日(土) 9:00~20:00
  21日(日) 9:00~18:00

期間中札幌からの無料送迎バスをご利用いただけます。

お問い合せ・お申込は
  フリーダイヤル 0120-26-1045
または
  Eメール info@kimono-japan.co.jp


学院創立40周年記念 特別講演・花魁衣裳体験

・特別講演 「日本固有の文化 “時代衣裳に見る愛と美”」

  日本の時代衣裳は、公家・武家・町家と三大別されますが、
 本年は町家の服飾を取り上げ、
 その最たる華麗さを見せてくれます「花魁姿」の
 愛と美を語りたく存じます。

 講師
  NPO法人日本時代衣裳文化保存会理事長
  小林豊子きもの学院学長
                宮島 健吉


・花魁衣裳体験

  花魁の衣裳は日本の女性の服飾史上、
 その大きさや重さが十二単に匹敵し、
 大げさな点では双璧と思われます。
 外見上は同格と思われる両者も、
 歴史や文化性など内面では最も差のある服飾です。
 豪華絢爛な衣裳を、ぜひこの機会にお召し下さい。

「きもの展」会場 特別ルームにて
 6月19日(金)①11:00 ②14:00 ③17:00
   20日(土)①10:00 ②14:00 ③17:00
   21日(日)①10:00 ②14:00

上記「特別講演と花魁衣裳体験」において
体験モデルを募集しております。

詳しくは
 0120-26-1045
または
 info@kimono-japan.co.jp
へお問い合せください。


逸品の数々を取り揃え皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

2009年5月1日金曜日

日本の歳時記② ~5月5日 子供の日~

○端午の節供

 端午の「端」は始め・「午」は干支のうまを意味します。
 月の始めの午(うま)の日の事、 そして“午”は“五”と通じ、
 五月五日を端午の節供としました。

 古代中国では、菖蒲を浸した酒を飲み、
 蘭を入れたお湯で沐浴すると災難が祓える、と云い、
 又、野外に出て菜草をとり、
 よもぎを家の前に吊したりして魔除けとしました。


○菖蒲の節供【別名】

 菖蒲が“尚武”(武を尊ぶこと)に通じる事から、
 江戸時代、男の子の節供に変わりました。
 菖蒲は邪気を祓い疫病を除く効果があります。


○子供の日
 
 昭和23年に国民の祝日と定められ、
 「子供の人格を重んじ子供の幸福をはかると共に母に感謝する日」
 となっています。


○柏餅
 
 柏の木は親葉が枯れても冬の間落ちず、
 次の若葉が出るのを見届けるように古い葉が落ちるので、
 跡継ぎが絶えない様、親が子の無事を願う心を表しています。
 母に感謝をして柏餅をいただきたいものです。


○ちまき
 
 戦国時代の携帯食の名残で、
 鉄砲の形に似ていることから武士の魂を託しています。


○鯉のぼり
 鯉の滝のぼりが竜門の伝説と共に
 子供の出世を願う親心を表しています。

○竜門の伝説
 
 鯉のウロコは36枚、竜は81枚のウロコがあると云われています。
 中国の黄河上流に竜門と呼ばれる荒瀬があり、
 鯉だけがのぼると云う伝説があり、
 人間世界の“栄進”が「登竜門」と云う言葉になっています。

○吹き流し
 五色(青・赤・黄・白・黒)の色が、
 “五常の心”(仁・礼・信・義・智)を表しています。


○五月人形
 
 鎧カブトをつけた武者姿は
 武士としての出世を願うものです。


小林豊子きもの学院 北海道学院長  信田豊愁

きもの展内覧会、終了。

4月11日、旭川地区での開催を皮切りに
全道各地で開催されました「きもの展内覧会」。
26日、苫小牧地区にて無事終了いたしました。

今年もたくさんの皆様に足を運んでいただきました。
伝統の技と現代の感性が融合した美しいきものの数々、
ゆっくりとお楽しみいただけましたでしょうか。

日本時代衣裳の復元はきものを愛する皆様の
ご支援に支えられております。
スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。

2009年4月12日日曜日

突撃!グラビア撮影

4月7日、
学院報「美しい人」に掲載予定のグラビア撮影が行われました。
撮影場所に選ばれたのは
札幌市東区にあるモエレ沼公園ガラスのピラミッド。
やわらかい春の日差しに包まれ、
ガラスで覆われたアトリウムでの撮影にうってつけの一日。

モデルは現在札幌地区野幌教室に在籍する
長谷川夕華さんにお願いいたしました。

そこで!突撃インタビュ~

○きつけを習い始めたきっかけは?
 「幼い頃日舞を習っていて自分できものを着ていたはずなんですが…
  もう一度着られるようになりたいと思い、始めました。」

○授業はどんなカンジ? 先生がキビシイ、とかありませんか。
 「(笑)気さくな先生でとても楽しいです。
  授業の間隔が空いてしまい手順を忘れてしまうんですが
  いつも優しく教えてくださいます。」

きさくな伊藤先生と


○撮影は楽しみ?or緊張?
 「すごく楽しみでした!
  でも本当に私でいいのかなぁ、とも…」

カメラマンからポージング指導が


○終了後の感想
 「自然に笑えていたのか心配です。
  コーディネーターの方、カメラマンさん、伊藤先生、そして
  見守ってくれた母に大感謝です。
  とってもステキな思い出になりました☆」



夕華さんは自然な笑顔がとってもチャーミング。
こんな表情あんな表情とカメラマンさんの要望に応えてくださいました。
まわりの人への感謝の言葉も自然に語るステキなお嬢さん。
「きものを愛しむ心が優しい心を育むことを…」
お稽古をとおしてもっともっと素敵な女性になりそうです。

この撮影は今月末発行予定の
小林豊子きもの学院報「美しい人」Vol.60でご覧いただけます。
お楽しみに!



「美しい人」バックナンバーはコチラへ

http://www.kimono-japan.co.jp/utsukushihito/utsukushihito.html

冊子をご希望の方はお近くの事務局へ

2009年4月5日日曜日

学びの季節ですね。

4月5日(日)、小林豊子きもの学院札幌本校にて
「名取授豊の会 第17期 全道研修講座」が開催されました。
札幌・小樽・岩見沢地区の皆さんはつい先日
地区開催を終えたばかりですが、春は学びの季節です。
あらゆる「新一年生」のように、気を引き締め
学ぶ意欲を満たすチャンスを逃さない!
という会員の皆さんが一堂に会しました。

今回は「目を見張る補整技術」というテーマで
美しいきもの姿のベースとなる「補整」の新しい技術を学びました。

日本人の体型の変化とともに、きものと帯のバランスや
補整を必要とする部分も変化して来ています。
振袖を着せる、という設定で進められる講座ですので
とりあえず皆さん今日はハタチということで(笑)

今回学んでいただいた技術は“今スグ使える”リアルなもの。
忘れないうちに“自主練”を重ね、
しっかり自分のものにしたいですね!!

2009年4月3日金曜日

日本の歳時記① ~花まつり~

日本には季節の変わり目ごとに四季折々の美しい習慣があります。
長い歴史の中で連綿と伝えられて来た和の文化。
家庭文化、お正月、節分、雛祭り等々…
しかし、今日の行事は形式だけが伝えられ、
本来の意味合いがすっかり忘れられております。
今月から毎月、そうした行事を通し
未来へ向け不易なものとしての和の文化を
伝えてまいりたいと思います。
先人達が残した知恵に学び、
豊かな優しい心を育んでまいりましょう。


花まつりQ&A

Q1 「花まつり」とは?
A  4月8日お釈迦様の誕生日のこと
   灌仏会(かんぶつえ)または仏生会(ぶっしょうえ)といいます
   春爛漫の頃、旧暦では今年5月2日

Q2 お釈迦様は実在の人物ですか?
A  紀元前4世紀以前の実在の人物
   釈迦国(ネパール南方からインドにかけての小国)の王子で、
   ゴーダヤ・シッタルーダといいました
   お釈迦様とは釈迦牟尼(しゃかむに)のことで
   「釈迦」とは種族名、「牟尼」は聖者を表す言葉
   「釈迦族の聖者」という意味です
  
Q3 花まつりに花御堂のお釈迦様に甘茶をかけるのはなぜでしょうか?
A  誕生後すぐ七歩あるいて両手で天と地を指し、
   「天上天下唯我独尊」と言われたそうです
   これを聞いた八大竜王が喜び天上から甘露の雨を降らし
   産湯をつかわせたという伝説に由来します
   現在では無病息災を祈る行事として定着しています

   天上天下唯我独尊:
     宇宙の中で自分より尊いものはない
     花にも木にもこの世に生きている全てに尊い命があり
     大切なもの

Q4 無憂樹(むゆうじゅ)が菩提樹と呼ばれるようになったのは何故ですか?
A  6年間あらゆる苦行を試みたが悟りの境地を得られず
   心が満たされなかった
   苦行を止め、ある村の清流で身体の垢を落とし
   村人スジャーターの捧げた牛乳粥をすすって
   弱っていた身体を休めた
   そして無憂樹の下で瞑想した釈迦は
   宇宙・人生の心理を悟り仏陀となったといわれています

Q5 花まつりのアレンジ

A  春爛漫の様子を桜や小手毬、スイートピーで表し
   天に向かって伸びる竹の子で釈迦を表現しています
   春の野菜ウドを表面に盛り、独活を表しています

   独活:(仏教語)
     金剛杵の一種で、金属製の仏具のこと
     独立心を表す意味があり、博多帯は独鈷紋様になっています












小林豊子きもの学院 北海道学院長 信田豊愁