2010年8月30日月曜日

教授補講座 終了しました。

8月7・8日、札幌市定山渓万世閣ホテルミリオーネにて
第52期教授補後期講座が行われました。


入学から長い月日を経て
きものについて、日本の文化について
たくさんの事を学んできた皆さん。
5月の前期、7月の中期講座を終え
いよいよ雅号を授かる時が来ました。


二日間にわたり、
舞台上で着装される十二単を代表とする時代衣裳の数々。
リアルな服飾文化史が目の前で繰り広げられます。
宮島学長の解説のもと、着装理論を理解しようと
時折遠のく(?)意識を集中し、片時も目を離すことがありません。


厳粛な空気の中執り行われる認定式。
この場にいる全員が
仕事、家庭、色々な生活状況の中で
一つの事を学び続ける難しさを乗り越えて来ました。



代表として謝辞を読まれた馬場さんは
お母様との思い出の傍らに必ずあるきもの、
共にきつけを学んだお嬢さんとの絆、
ご主人のアクシデントに心の支えとなってくれた先生と仲間、
きものを愛するおもいが心の豊かさを導いてくれた事を
お話しされました。
  


来年は最高峰「教授講座」です。
今回頭の中に叩き込んだ理論を自らが実践いたします。
受講生の皆さん、大変お疲れ様でした。
また来年お会いしましょう!