2009年10月7日水曜日

第28回呉美の市開幕!


小林豊子きもの学院北海道本部・北海道講師会主催による
「呉美の市(ごみのいち)」。
京都西陣織の伝統と素晴らしさを
北海道の皆様へご紹介するこのイベントは、
売上金の一部を「交通遺児育英基金」として
北海道交通安全推進委員会へ
寄付させていただく
「チャリティーバザール」として
社会へ貢献するための活動でもあります。

  北海道放送
  北海道新聞社
  社会福祉法人北海道社会福祉事業団
  北海道交通安全推進委員会、
  西陣織工業組合
  (社)北海道きもの振興会
  京都豊美苑 
  NPO法人日本時代衣裳文化保存会
様からの後援を受け
今年で28回目を迎えました。

10月14日より全道各地で開催されます。
お近くの会場へ
皆様のあたたかい気持ちをお運びいただけますよう
お待ちしております。

 10月14日(水)12:00~20:00 倶知安町中小企業センター1F多目的ホール
    15日(木)13:00~20:00 虻田ふれ合いセンター2F研修室
    17日(土)11:00~19:00 小樽経済センター7F大ホール
    18日(日)13:00~20:00 福島町福祉センター2F大研修室
    19日(月)13:00~20:00 はぴあ八雲1Fコミセンホール
    20日(火)13:00~20:00 江差 南が丘ふれあいセンター
    22日(木)11:00~20:00 富良野文化会館1F研修室
    24日(土)11:00~20:00 網走エコーセンター2F交流室
    25日(日)11:00~20:00 北見市民会館
    27日(火)13:00~20:00 釧路東急イン2F大宴会場
    28日(水)10:00~20:00      〃
    29日(木)15:00~20:00 帯広道新ビル2F道新ホール
    30日(金)10:00~19:00      〃
 11月 1日(日)10:00~20:00 旭川 北洋ビル9Fホール
     2日(月)10:00~19:00      〃
     4日(水)11:00~20:00 なよろ親林館1 F和室
     5日(木)11:00~20:00 サンセットプラザはぼろ
     6日(金)11:00~20:00 留萌消費者センター  
     8日(日)10:00~20:00 苫小牧 プラザホテルニュー王子2Fりんどうの間
     9日(月)10:00~20:00      〃
     10日(火)13:00~20:00 岩見沢 文化センター1F展示室
     11日(水)10:00~20:00      〃
     12日(木)11:00~20:00 くりやまカルチャープラザEKI
     13日(金)11:00~20:00 ホテル三浦華園1Fオーロラホール
     14日(土)13:00~20:00 室蘭市市民会館2F
     15日(日)10:00~20:00      〃
     17日(火)10:00~20:00 ベルクラシック函館3Fクラッセ
     18日(水)10:00~20:00   〃
     20日(金)10:00~20:00 シェラトンホテル札幌2Fパステル
    21日(土)10:00~18:00       〃

詳しいお問い合わせは
  フリーダイヤル 0120-26-1045
または
  Eメール info@kimono-japan.co.jp

下記クーポンをプリントアウトして持参
または
モバイルサイトを提示
していただいた方には
素敵なプレゼントを差し上げます!

2009年10月3日土曜日

秋の公開講座。

学院創立40周年を迎えた小林豊子きもの学院では、
この秋も「公開講座」を開催いたします。
あらゆる分野の「和」を学ぶことができる講座として、
ご参加いただいた方々から毎回ご好評をいただいております。

今回講師を努める信田豊愁北海道学院長が取り上げるテーマは
「伝承(つたえ)たい 文様の心」-吉祥来福十二章文様-

日本人は古来よりさまざまな技法を用い
多くの文様を調度品や道具類に施してまいりました
邪気を祓い幸福を願う心を文様に託し
それらは生活に彩りを与えると共に心の礎となってきました
あらゆる文化の中で文様は引き継がれ
技術の発展とともに洗練され続けて行きますが
人々の健康と平和を願う気持ちは不変です
時を超え今に伝わる文様に込められた思いを紐解くことで
伝承つづけたい「日本の心」振り返ってみましょう

10月11日(日) 11:00~12:00
小林豊子きもの学院 札幌本校
講座料は無料

どなたでもご参加いただけます。
みなさまのお越しをお待ちしております。

お申込み・お問い合わせは
   フリーダイヤル 0120-26-1045
または
   Eメール info@kimono-japan.co.jp

2009年10月1日木曜日

日本の歳時記⑦ ~七五三~

七五三の儀式が11月15日に行われるようになったのは、
徳川三代将軍家光の四男徳松(後の五代将軍綱吉)の五歳の祝いを
1650年11月15日に執り行われたのが始まりと云われています。
11月15日は陰陽道の鬼が出歩かない「鬼宿日」で、吉日にあたります。
北海道では雪が降り寒さが厳しいと云う事で
1ヶ月早い10月15日前後に行われるようになりました。

男児が五歳(地方によって三歳も含む)、女児が三歳・七歳になったこの日、
神社を参拝し健康と成長を祈願する通過儀礼です。
ですから、帯や紐はその日一回だけの儀式として
結切(飾り結びなどにせず一回だけ結ぶこと)にします。

○三歳…髪置の儀式
    赤ちゃんから幼児に成長したことを祝い、
    初めて髪を伸ばし髪型を整える。

○五歳…袴着の儀式
    初めて袴をつけ、幼児から子供への成長を祝う。
    碁盤に乗り「四方を制する」の願いを込め、四方を向いて神に祈る。

○七歳…帯解の儀式
    つけ帯を解き、大人の帯にかえる。
    身八つ口をふさいだ小袖を着せ、魂をしっかり内にとどめ
    願いを込める。


○千歳飴
    千年も長生きするようにとの願いを込め、
    紅白の棒状の飴を年の数だけ袋に入れて持つ縁起物です。

七五三とは、子供の成長を喜び感謝する気持ちを伝える儀式です。
無病息災の願いを込め、
瓢箪模様(瓢=病)や麻の葉模様(麻のようにすくすく育つ)を
裏地や紐などに使うのも良いでしょう。


小林豊子きもの学院 北海道学院長
信田豊愁