2009年8月23日日曜日

やっぱり浴衣の夏でした。

8月8日、札幌事務局で夏祭りを開催しました。
すっかり恒例となりつつあるボーリング大会、
今年もはりきってみました!!

はっきりしない天気が続き今ひとつピンと来ない夏でしたが
この日は闘志を燃やすみなさんの熱気が高気圧を呼んだのか
ひさしぶりの真夏日。

まず午後から、一級以上の資格をもつ皆さんの
月に一度のお勉強会である「技能師会」にて
浴衣のトータルコーディネートを再確認。
今回は特別メニュー、
自分のイメージどおりに「着こなす」ためには
メイクにもひと工夫が必要ということで、
セビアン・ド・サッポロ 吉田先生によるアドバイスで
便利なアイテムを使いこなし、透明感のある仕上がりを目指します。


おめかしができたら、優勝賞品ゲットを目指しスガイボールへ。


決戦前のキュートなショット


見よ!みごとなフォーム、健在 !!


自称プロボーラーも寄る年波には勝てず…

ストラ~イク! 見事1位でした


2ゲームを(なんとか)終え、居酒屋いろはにほへとへ移動。
順位発表、賞品の贈呈式の後は思う存分のどをうるおします


浴衣・汗・ビール…
今年も夏、満喫しました。

2009年8月16日日曜日

「教授講座」終了しました。

去る8月1・2日、札幌市定山渓温泉にて
第27期教授後期講座が行われました。

教授補資格を取得した皆さんが
5月の前期、7月の中期講座を終え
いよいよ最高峰の資格を授かる時が来ました。

二日間にわたり、
昨年の教授補講座において歴史や着装理論を学んだ時代衣裳を
自分たちがモデル・衣紋方となり
宮島学長の指導のもと着装いたしました。

今回実習するのは十二単白拍子水干姿、京芸妓。
まずは本校講師によるデモンストレーションで再確認します。
そしていよいよ楽しくも過酷な実習開始!

京芸妓さん、もう少しで出来上がります


静御前を思い描いて…出来上がりました白拍子水干姿

講座を終えいよいよ認定式 輝く名看が壇上に


謝辞を述べる総代の旭川地区山田さん

それぞれに抱えた色々を乗り越え、
ここまでたどりついたことでしょう。
ご家族の協力と皆さんの努力が結実した瞬間でした。
認定式終了後には
これまで導いてくださった講師の方々と共に感動の涙も…

「共学相長ず」
人に教えること、師から学ぶこと、両方を経験してこその成長です。
今度は教授資格を手にした皆さんが教え導く立場となり
様々な形できもの文化を守り伝えていただけることと思います。

大変お疲れ様でした。
よろしくお願いいたします。

2009年8月4日火曜日

日本の歳時記⑤ ~浴衣美人めざしてレッツゴー!!~

夏になると浴衣人口が年々増え、
特に若い女性やカップルなど、見ていても微笑ましく
周りの人々をも楽しませてくれます。
あなたもこの夏、浴衣美人になりましょう。


きつけで注意する事

① かならず下着(コンビネーション等)をつけてください。
   暑いからといって素肌に着ますと後ろが一枚の状態になりますので、
   太陽を逆光にあびた時、足のつけ根やショーツなど
   はっきりくっきり写りますので気をつけましょう。

② 衿は抜きすぎないように
   衿の抜き過ぎや衿合わせがゆるいとだらしなく見えます。
   特に若い方は衿合わせを深く合わせた方がきれいに見えます。

③ 補正のタオルを巻きましょう
   1~2枚ウエストにタオルを巻くと汗をすってくれると同時に
   浴衣の補正になりますので着姿が美しく見えます。

④ 裾の長さに注意
   裾の長さはくるぶし位できめましょう。
   足のかかとが出るぐらいの長さが良いでしょう。

⑤ 帯結びは年齢に合わせて
   若い方は高めの位置に、年配の方は低めに帯を巻いて
   色々な帯結びを楽しみましょう。

⑥ 下駄は素足で
   白木や黒塗りの下駄に素足が一番です。
   もし鼻緒ですれる心配がありましたら
   最初から足にカットバンを貼っておかれると良いでしょう。


小林豊子きもの学院 
北海道学院長 信田 豊愁