2009年12月31日木曜日

日本文化入門~札幌大学女子短期大学部

学校教育の現場で
日本の伝統文化を導入しようという機運が高まる中
札幌大学女子短期大学部では
日本文化の伝統に親しみ
日本女性らしい気品ある礼儀作法を実践的に身に付ける目的で
1年次必修科目「日本文化入門」を開講しています。

今年度も10月から12月の3ヶ月間
茶道・華道・きつけの3コースから選択して実習、
当学院講師がきつけコースを担当させていただいております。

講座では
きつけ道具の扱いから始まり、浴衣・普段着のきつけと帯結び、
きもののたたみ方を学びます。
そして最も大切な、美しい所作と基本の作法…
週に1度、3ヶ月足らずの短期間で
全てを身につけるのはなかなか大変ですが
きものは難しいものじゃない、ということを感じていただけたのでは。



お互いに直し合う姿もみられました


外は雪景色でも関係ない!みんな浴衣が大好き

着る順番がなかなか覚えられなかった。
学校の授業で着物に接する機会があるという事は
若い世代の、一見日本文化から遠ざかっている人が
今一度日本文化に興味を持つきっかけとなり
とても良いと思う。
私自身も家族の影響で元々着物は好きだが
着付けに対しては勝手にハードルが高いものと思っていたが
この機会にとても身近に感じた。
又、着付けのみならずマナー等も合わせて教えて頂き
大変為になりました。

経営学科 宍戸 舞美

学生さんとのお話でよく耳したのが
「将来子どもに着せたい!」ということ。
「きものが着られる、着せられるお母さんってカッコイイ!」

…感激です。
文化を次の世代へ伝えていくのが私達の役目。
まずはきものの楽しさを知ってもらうのが入門編。
さらに
長い歴史の中で培われて来た「心」を育む中級編へと
ステップアップしていただけるよう願っております!



最後はラブリーなポーズで締めくくりました☆

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