2008年6月25日水曜日

十二単着装体験記

6月20~22日
「第23回日本伝統衣裳の復元・きもの展」にて
スペシャル企画!
「源氏物語千年紀特別講演と十二単着装実演」
が開催されました。

NPO法人日本時代衣裳文化保存会理事長であり
小林豊子きもの学院学長の宮島健吉先生による
特別講演「源氏物語の装束に見る日本の心と美」
にお集まりいただいた沢山の方々に
実際に十二単の着装を体験していただきました。


その中のおひとりで
現在、小林豊子きもの学院帯広事務局
北澤豊明美先生のもとできつけを学んでいる
前田真樹子さんに感想を伺いました。


着装体験は
一度身にまとった十二単から“姫君”が“抜け出し”
再び素早く着られるよう形をキープさせた状態から
スタートします。

真樹子さん 「えっ!!こんな小さいのが着られるんですか!?」
北澤先生 「うふっ、ちゃんと着られるんです。」

着装中。 ドキドキ・・・

“姫”、できあがりました。

宮島学長 「いかがでしたか?」
真樹子さん 「重くて暑くて立って歩くなんて絶対無理!!
十二単にくらべたら現代のきものがラクに思えますね。
なかなかできない貴重な体験、有難うございました。」


以前からきものに興味があり
自分で着られるようになりたい、
三十路(!!)前に何かしっかり身につけたい、
と始められたきつけのお稽古。
歴史を垣間見ることで
きものへの思いがより深くなったようです。


みごとな着装実演をご披露いただきました
日本時代衣裳文化保存会会員のみなさま、
大変おつかれさまでした。


赤川豊朋   秋元豊春果  北山豊憲子
熊谷豊幸穂  黒岩豊美   小林豊由彩
斎藤豊亜紀  高橋豊葉   館 豊重
田中豊倫華  谷口豊翠   松田豊美保
宮田豊秀湖  吉田豊美麗  萬木豊華哲
                  (敬称略 五十音順)

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