2009年9月7日月曜日

家庭科で和服着装を。

去る8月10日、NPO法人日本時代衣裳文化保存会では
北海道技術・家庭科教育研究会の後援による
「和服着装指導者育成講座」を開催いたしました。 

美しい日本の心を伝えたい-
日本時代衣裳文化保存会の設立理念を具現化する試みとして
昨年より始まりました本講座は
中学技術家庭科教諭の皆さんが
実際の教育現場で和服着装の指導を行うため
基本的な知識と技術を身につけていただくプログラムです。

夏休み中とはいえ、教師という立場の皆さんにお休みはありませんが
「せっかくのこの機会にしっかり身につけたい」と
時間をやりくりしてのご参加でした。

日本時代衣裳文化保存会理事である信田豊愁北海道学院長の指導のもと
まずは自身が浴衣を着られるように、というところからスタートします。

中学生への「指導者」という立場を考え、
ただ着られるようになれればいいのではなく
ひとつひとつの動作がなぜ必要なのか、
そこにはいったいどんな思いが込められているのか、
「心」を伝える作業を加えながら進められます。

よく間違えやすい衿の合わせ方も
「一番大切な心臓を包むように右の衿から合わせ
手のひらに鼓動を感じてみましょう」
というように説明すると子供たちには覚えやすいのでは…

さらに優しい心を育むためのケーススタディとして
「お辞儀のしかた」をとりあげました。

初回から参加されている札幌市内中学校教諭の方から、
「子供達には‘目を合わせて挨拶’と言いながら
自分にゆとりがなくおざなりになっていた事に気付いた。
生徒は教師側の行動にダイレクトに反応するものですね。」
とのお話が。

互いを思いやる心が形となるのがマナー。
相手の態度は鏡に映った自分の姿なのかもしれません…

先生から生徒へ、美しい日本の心を伝えていただけるよう、
日本時代衣裳文化保存会ではこれからも
さまざまな取り組みにチャレンジして行きたいと思います。

ご参加の先生方、お疲れ様でした。
次回開催をお楽しみに!

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