2008年4月7日月曜日

漢方アロマを学ぶ。

4月6日、小林豊子きもの学院札幌本校にて、
名取授豊の会 第16期研修講座が開催されました。

「名取授豊の会」とは、
小林豊子総合学院長から「豊」の一字をいただいた雅号を持つ方、
すなわち「きもの教授・教授補」の資格を有する方で構成されており、
より高度な技術・知識・感性を磨くため、年に2回 さまざまな観点から
日本文化を深く学びます。

今回は「美しいきもの姿」のベースとなる、
「健康な心と体」にフォーカスをあてました。

当学院にて「漢方アロマ」クラスを担当する
医学博士 陶 恵栄先生の講演からスタート。

古代中国の自然哲学「万物は木・火・土・金・水の 5 種類の元素から成る」
という「五行思想」から、
干支・季節・方位・身体・感情などの関わりを理解。
中国医学の基本でもある漢方と、
予防医学として知られるアロマテラピーを融合した
「漢方アロマ」の有効性について学びました。
人間が最も多く身体に取り込む「空気」の質が及ぼす影響をあらためて
(初めて?)認識したのでは・・・

さらに、「医食同源」を実践すべく薬膳料理をいただきました!
冬虫夏草(とうちゅうかそう)・枸杞(くこ)・棗(なつめ)などがたっぷり入った
薬膳鍋に舌鼓。


「薬膳」というと薬くさい、という思い込みはみごとに裏切られ、
陶先生監修のもと厳選された食材がひとつのお鍋の中で生み出すハーモニーが
五臓六腑にしみわたる!! 食べている最中から健康になってる!?

料理提供をしてくださった「上海食苑」様
(札幌市北区北12条西3-4 011-707-5433)、ありがとうございました。
                           料理長 王 正兵 氏 ごちそうさまでした
 
内臓が元気になったところで心も元気に。
午後からは、信田豊愁北海道学院長の実践する健康の秘訣を
ちょっとだけ伝授いただくとともに、
五行思想と日本の着装文化の結びつきについても理解を深めました。

全道から駆けつけた60名あまりの出席者全員、この一日で
脳・内臓・精神力がいちだんとパワーアップしたにちがいありません!!



「名取授豊の会」では、
会員のみなさまの視野を広げ、向上心にお応えできる研修を続けてまいります。


お問い合せは
info@kimono-japan.co.jp

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